子ナシ専業主婦の株とデブとときどきハム

平成6年産まれの子ナシ専業主婦が株とダイエットを頑張るブログです。

本日の値上がり率1位:パイプドHD

こんばんは。

株について勉強するために、まずは

今日から当日の値上がり率1位の銘柄について調べていこうと思います。

調べきれないところも多々あるかもしれませんが、

ここが知れたらいいなとかここを掘り下げて欲しいなとかありましたら

コメントにてお知らせください。宜しくお願いいたします。

 

 

2019年4月11日の値上がり率1位は

パイプドHD(3919)

前日比+27.86%(+300円)で一位となっております。現在値は1,377円。(Yahoo!ファイナンスより)

それではどんな会社なのか、何故値上がりしたのかなど見ていきましょう。

 

 

パイプドHDってどんな会社?

銘柄コード:3919
業種:情報・通信業
市場:東証一部
上場:2015年9月
株主優待:情報なし

URL:https://www.pipedohd.com/

 

HPのサービス紹介によると以下5つが紹介されています。

  1. 情報資産プラットフォーム事業
  2. 促進CRMソリューション事業
  3. 広告事業
  4. xTech事業
  5. 社会イノベーション事業

簡単に説明していくと、それぞれ以下の感じです。

より詳しい情報が知りたい方はHPへアクセスください。

1:人手不足社会を問題解決するためのシステム開発・提供(自社製品)

2:他社製品の開発のお手伝いなど

3:インターネット広告の代理販売、アフィリエイト広告導入時に顧客に合わせて最適な出稿媒体を選ぶ

4:企業や団体の垣根を超えて情報を共有し、業界に革新的なサービスができることを期待した事業をIT技術を用いて行っている

5:自治体向け広告紙のデータ化、インターネット配信や地域密着型Webサイト及びアプリ提供など

 

と、様々なことをやっているのですね。連結子会社をいくつかお持ちのようで、様々な事業が可能になるのでしょうね。

私が面白いなと思ったのは、4.xTech事業で紹介されていた電子地域通貨プラットフォームですね。このサービスではキャッシュレス決済の導入が難しいとされる小規模店舗も含め地域で電子地域通貨を循環できるような開発・実用化をしたそうです。

私自身クレジットカード決済やスマホをかざすだけで決済ができるIDを使用していて、最近では現金をあまり持ち歩いていないし、現金決済が面倒くさいと感じていて、カード決済ができないお店はすこし嫌だなと感じているからです。

また、地域活性化にも貢献してそうですよね。

現在は下北沢で採用されているそうです。キャッシュレス化が進んでいない田舎にも導入希望です。笑 

なんで値上がりしたの??

まず、直近のニュースとしては昨日(4月10日)に決算発表をしたそうです。↓

www.pipedohd.com

決算の結果は「損益計算書」を見て詳しく分析したほうが良いのでしょうが、私まだまだ未熟者なので決算短信*1をチェックしていこうと思います。(「いちばんカンタン!株の超入門書」という本で初心者はまず決算短信の1ページ目を見よう的なことが書いてありました!)

 

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自分も同じ初心者だぞ!って方は是非一緒に決算短信を見ていってみましょう。

PCで閲覧中の方は上記URLから決算短信と当ブログを開いて画面を2分割にすると見やすいかもしれません!

 

経営成績チェック

まずは一番上の表(項目1.平成31年2月期の連結業績(1)連結経営成績)をご覧下さい。この表では表名の通り、今期の経営成績がわかります。

表の右上に「(%表示は対前期増減率)」と記載があります。これは上の段は「31年2月期」って書いてあるので、平成30年2月期の結果との比較ということですね!

そして下の段は平成29年2月期の結果との比較ですね。

ではそれぞれの比較を見てみましょう!

※以下平成XX年をHXXと記載。

売上高*2はH29からH30、H30からH31とプラスになっているようですね。

しかし、伸び率は少し下がっていますね。

営業利益*3はマイナスですね。(数字の前にある△:白三角は、マイナスという意味です。)H30の半分くらいになっていますね。

経常利益*4もマイナスですね。これまたH30の半分くらいになっています。

純利益*5もマイナス!H30の半分以下ですね。

 

あれ??なんだか業績あんまり良くないような感じがしますよね。

でも、売上高がプラスなのに営業利益がマイナスということは、しっかり商品は売れているということですね!

 

にしてもマイナスなのになんで値上がり率1位になったのでしょうか。

とりあえず次の項目を見てみましょう。

 

業績予想チェック

次に見るべきは業績予想です。

それでは決算短信の一番下の表(3.平成32年2月期の連結業績予想)をご覧下さい。

ざっと見ると、全部プラスですね!

売上高は通年で19.9%増ですね!(予想ですけど)

純利益なんて296.2%増ですね!(予想ですけど)

こんなにプラスプラス言ってるけど本当にできるのか?と思いますよね。

 

業績予想の根拠

次のページの一番下(※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項)をご覧下さい。

予想に関しては1に5ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」を読めって書いてありますね!

では読んでみましょう。

 

ふむふむ。

ふむふむ。

 

つまり、3か年計画というものをやっていて、次がその計画の最終年度だから計画の結果を出す年だよ、と。

さらに次期の業績向上に強くこだわった経営姿勢ということで投資活動は最低限とします、と。

今期の決算がマイナスだったけどそこらへんも対策整ってきてるよーということですかね。

きっとこのお話があって、期待を込めての値上がりだったのでしょうか。

 

結論

決算発表があったが、今期の経営成績は伸び率はマイナスだった。

でも、次期への期待により値上がり率が高かった。

こんなところではないでしょうか。

 

初めて決算短信を読んだ初心者の意見なのでご参考までに。

 

*1:上場会社などが決算発表を行う際に作成する、各社共通形式の決算情報※コトバンクより

*2:商品を売る、サービスを提供することで稼いだ額。

*3:売上高から「売上原価」「販売費」「一般管理費」を差し引いた額。本業によって得られた収入。

*4:本業以外の収益と費用を含めて計算する。[営業利益]+[本業以外の収益]ー[本業以外の費用]

*5:経常利益から税金を支払った残り